ご家族のために知っておきたい!遺言書の種類と作成ポイント
近年、遺言書作成のご依頼が増加してきております。それでもまだまだ一般的に普及しているかというと、そうでもありません。
遺言書は、家族に自身の意思を正確に伝え、財産を円滑に承継するための大切な書類です。
しかし、作成しないまま亡くなってしまうと、相続人同士の
トラブルにつながることも少なくありません。
ここで改めて遺言書の種類と作成時のポイントを分かりやすく解説します。
①遺言書がないとどうなる?
遺言書がない場合、財産は民法で定められた法定相続に従って分配されます。
→相続人間で意見が対立し、争いが生じる
→ご本人の希望と異なる形で財産が分配される
→相続手続きが複雑になり、時間や費用がかかる
といった問題が発生する可能性があります。
こうしたトラブルを防ぐためにも、遺言書を作成することが重要です。
②遺言書の種類
遺言書には主に以下の2種類があります。
1. 自筆証書遺言
特徴::遺言者が全文を自分で書き、署名・押印を行うもの。(一部自書でなくても大丈夫です)
メリット:費用がかからない。自由に作成できる。
デメリット:書き方を間違えると無効になる。紛失や改ざんのリスクがある。検認手続き(家庭裁判所での確認)が必要。
2. 公正証書遺言
特徴::公証役場で公証人が作成し、原本を保管してもらうもの。
メリット:法的に有効性が高く、無効になりにくい。紛失や改ざんのリスクがない。検認手続きが不要。
デメリット:費用がかかる。証人2人の立ち会いが必要。
③遺言書作成のポイント
有効な遺言書を作成するためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
法的要件を満たすこと:遺言の方式に従って書くことが必要。
明確な内容を記載すること:曖昧な表現を避け、具体的に記載する。
最新の状況に合わせること:財産状況や家族構成が変わったら更新する。
専門家に相談すること:不安な場合は司法書士や弁護士等の専門家に相談することで、より確実な遺言書を作成できる。
④司法書士に相談するメリット
司法書士に相談することで、次のようなメリットがあります。
1.遺言書の正確な作成サポート
2.法律に基づいた適切なアドバイス
3.不備のない遺言書の作成
⑤まとめ
遺言書は、家族のトラブルを防ぎ、財産を希望通りに分配するために重要な役割を果たします。
どの種類の遺言書を作成するか、自身の状況に応じて選択しましょう。
迷った場合は、司法書士に相談し、確実な遺言書を準備することをおすすめします。


