【準備編】茅ヶ崎の個人事業主が倒れる前に!「事業用・引き継ぎノート」の作り方

結論:あなたの「頭の中」を書き出すことが、最大の危機管理です

成年後見人シリーズ第3回となる今回は、「情報の引き継ぎ」についてお話しします。

個人事業主の皆様、少し想像してみてください。

もし明日、あなたが急に入院して1ヶ月間意識が戻らなかったとしたら、ご家族は「誰に連絡して、どの口座から、いくら支払えばいいか」すぐに分かるでしょうか?

おそらく、「自分にしか分からない」という方がほとんどではないでしょうか。

どんなに完璧な任意後見契約を結んで支援者を決めておいても、「肝心の事業情報」がブラックボックスのままでは、後見人も家族も動くことができません。

事業を安全に引き継ぐ(または、きれいにたたむ)ためには、「事業用・引き継ぎノート」の作成が絶対に必要です。


家族や後見人が一番困る「3つのブラックボックス」

私たちが現場でサポートに入る際、ご家族が最も頭を抱えるのが以下の3点です。

1. 「毎月の絶対に必要な支払い」が分からない

 家賃や光熱費は通帳を見れば推測できますが、事業特有の支払いは外からは見えません。

  • 取引先への買掛金や、外注スタッフへの報酬

  • コピー機や営業車のリース代

  • 業務用システムの月額利用料(サブスクリプション) これらが滞ると、あっという間に信用問題に発展したり、高額な遅延損害金が発生したりします。

2. 「どこに、いくら入金されるか」が分からない

 売掛金の回収先や、締め日・支払日のルールが本人の頭の中にしかないケースです。

 入金がストップすれば、生活費や医療費すらショートしてしまう危険があります。

3. 「デジタル資産・ログイン情報」が分からない

 現代の事業において、これが最大の壁になりつつあります。

  • ネットバンキングのIDとパスワード

  • スマホやパソコンのロック解除コード

  • 事業用メールアドレス、クラウド会計ソフト、SNSアカウントの権限 これらが分からないと、契約の解除はおろか、現状の把握すらできなくなってしまいます。


今日から始める「事業情報の1枚化」

立派なエンディングノートを買ってくる必要はありません。まずはノートの1ページ、またはエクセルシート1枚に、以下の「急所」だけを書き出してみてください。

✅ 取引先リスト(キーマンの連絡先)

 「もしもの時は、まずこの3人に連絡してほしい」という重要人物のリストです。

✅ お金の出入り一覧

  • 【入金】どこから、毎月何日頃、どの口座に入るか。

  • 【支払】どこへ、毎月何日頃、どの口座から引き落とされる(または振り込む)か。

✅ 重要アカウントと保管場所

 通帳、実印、賃貸借契約書の保管場所。そして、PCやネットバンキングのログイン情報を(安全な方法で)共有する手はずを整えておきましょう。


茅ヶ崎の個人事業主の皆様へ:情報の整理から弊所がサポートします

「書かなきゃいけないのは分かっているけれど、忙しくて後回しになっている」 「事業の全体像をどう整理していいか分からない」

そんな方は、ぜひ弊所にご相談ください

 任意後見契約を結ぶ前の「事業の棚卸し」は、専門家と一緒に進めるのが一番確実です。

 弊所では、ヒアリングを通じて「あなたの事業のどこにリスクが潜んでいるか」を洗い出し、必要な情報を漏れなく整理するサポートを行っています。

  • 第三者の視点が入ることで、見落としていたリスクに気づける

  • 整理した情報をもとに、最適な「任意後見契約」をそのまま設計できる

「まだ元気だから大丈夫」と思っている今こそ、準備を始めるベストタイミングです。

 ご家族や取引先に迷惑をかけないためにも、事業の引き継ぎ・たたみ方に不安がある方は、地域密着でサポートする弊所へお気軽にお問い合わせください。


今週のチェックリスト

  • ✅ スマホとPCのパスワードを家族に伝えておく(またはメモを金庫等に入れる)

  • ✅ 毎月必ず支払いが発生する取引先を3つ書き出してみる

  • ✅ 弊所の初回相談を予約し、事業整理の第一歩を踏み出す